RNA-Seq解析ができる企業

タイトルの「RNA-Seq解析」とは、簡単に申し上げますと「最先端のシステムで遺伝子であるＲＮＡ（アール・エヌ・エー）を解析する」という意味です。

用語としては、遺伝子発現量解析などと使われる場合もあります。

この「ＲＮＡ」は、「ＤＮＡ」と同じように私たちの体内にある核酸で「リボ核酸」の略語で主にタンパク質の合成に関与している大切な存在です。

タンパク質は生化学反応を触媒や細胞同士の情報伝達、細胞自体の構造を維持するための機能に中心的な役割を果たしています。

近年「ＲＮＡ」はコロナワクチンの材料として、さまざまな媒体で取り上げられていましたので耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

このように世界で必要とされている遺伝子解析などの最先端の技術を提供しているのが、東京都に本社を持つ「株式会社理研ジェネシス」です。

設立は２００７年ですが、理化学研究所の最先端研究成果の社会への普及に取り組んでいるため「遺伝情報」を読み取り千差万別な体質に合ったオーダーメイドの診断や治療を行える個別医療を目指しています。

創業以来この解析を軸に高精度の結果を得ることでき、さまざまなデータベースと連携することで多くの実績を残しているため医療機関との関わりは重要です。

「RNA-Seq解析」は、がんの発生原因となる融合遺伝子を見つけることや生体内の遺伝子発現変動を網羅的に解析でき、特異的なパターンを探索するので疾患に迅速に対応する手助けとなっています。