カーボン分散が可能な超音波発生装置
新規材料の研究開発の現場ではナノカーボン材料が注目を集めていて、カーボンナノチューブやカーボンナノホーンといった物質に関する研究・製品開発が活発に行われています。
ナノカーボン材料の中には既存の素材とは全く異なる性質を持つ物があり、電子デバイスやその他の分野での応用が期待されています。
ナノ材料は原子数個分という極めて小さなサイズで、小さいゆえに優れた半導体や導体としての特徴を持ちます。
ただし微小サイズの粒子は原子間相互作用の影響が非常に強いので、通常の環境では凝集してミクロンオーダーの粒子の塊として存在します。
このような状態では、一般的な黒鉛の粉末と同じです。
ナノカーボンの特性を発揮させるためにはナノオーダーの粒子を分散させる必要がありますが、超音波を使用して分散させる方法が一般的です。
日本アレックス株式会社が製造・販売する「超音波ホモジナイザー」はカーボン分散が可能な超音波発生装置で、強力な超音波によって微粒子をバラバラにすることができます。
「超音波ホモジナイザー」は出力制御が可能で、溶液の流量に応じて超音波の強度を自動的に調節することができます。
製造現場で連続運転をさせる際に、出力制御を行うことで一定の品質に保つことができるというメリットがあります。
カーボン分散装置をお探しの方は、日本アレックス株式会社のサイトにアクセスして「超音波ホモジナイザー」の製品情報を参照することをおすすめします。